秘湯「姥湯温泉」編

10/7(夜)〜8(土)





遂にこの時期が来てしまった。
10月の3連休。平野部では朝晩の冷え込みもそれほどではないが
山間部に行けば、それはもう初冬と言ったところだろう。

子供達を連れてキャンプをするとなると、やはり
この3連休がシーズン最後のキャンプとなってしまう。

そこで最後にふさわしい、山形県の秘湯「姥湯温泉」に行く事にしました。
しかし天気がどうも良くない模様。

最後まで悩んでいたが、初日が雨なものの、残りは晴れという予報になった。
まあ、雨でもなんとかなるでしょうと!
一路山形へ向けて出発となりました。

さて今回の高速利用ポイントを説明!
まず通勤割引の適用を受ける為、100km以内の矢板〜郡山南の間
かつ朝の6時〜9時の間にインターを降りると半額になります!


ということで郡山南インターの手前にあるPA「安積」で寝ることにする。
こうすれば朝起きてすぐにインターを降りれます。

さて話を戻して、21:30に家を出て、深夜1時にPA到着!
夜の冷え込みは弱く、持ってきた羽毛布団を出すまでは寒くなかった。

6時に起床。作ってきたサンドイッチで朝食を済ませインターを降りた



奇跡的に晴れ間が!

俺って、晴れ男かも( ̄ー ̄
お湯を沸かしてるとゆーちゃんが

何故か刀を振り回してます・・・(^_^;
なっちゃんも朝から元気です

お兄ちゃんのマネをしてポーズ
朝ごはんのサンドイッチ
恒例の高速PAでの朝食風景 トラックのアイドリングがうるさいので
端の方でPキャンしました。
トンボ捕まえるゆーちゃん

すっかり秋ですね
今回の特別装備、TVです

って、古っ! ロッドアンテナなので映りが・・・。


インターを降りて猪苗代湖へ続く御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)へ向うが
空を見ると山の上は厚い雲に覆われ、間違いなく雨が降ってそうだ。
そう思いながら峠道に入りクネクネ山を上っていくと
下の子なっちゃんが突然○ロを出してしまった(>_<)

洋服を脱がせ、俺は水で服を洗い流す、
う〜ん、車内にスッパイ匂いが充満(^_^;
窓を全開で走行したのは言うまでもありません・・・。


峠道で立ち往生

洗濯タイムです(^_^;
着替え中のなっちゃん

のん気だねぇ〜(^_^)


多少ハプニングあったものの、峠に到着。
すると気持ちのよさそうな登山道があった。

お手軽登山ではあるが、あまり登る気がしない
でも元気な、ゆーちゃんが登りたい!というもので
仕方なく皆で登る事に、まあいい思い出になると登り始めました。

しかしこの道、とても急である。
大して山頂まで長くないが、結構足に堪える。
ハアハアいいながら山頂に着くと、そこには絶景が広がっていた!

前には猪苗代湖、後ろは郡山盆地一面を雲海が覆っている。
これには驚きだ!乗鞍以来のいい眺めだ。


御霊櫃峠に到着

ハイキングコースになってる様です
いいだしっぺのゆーちゃん、

気合が入ってます
後ろの山、小さく見えますが・・・。 こりゃ〜、かなり急坂だぞ〜(;_:)
上からはこんな感じです こっちゃんとなっちゃんも頑張れ!
山頂からの景色は、正面に猪苗代湖

この辺りだけ晴れてました。
後ろは郡山盆地一面に広がる雲海です!
なっちゃんも頑張って登りました。

左上の赤とんぼがいい感じですね。
雲の上にいるみたいですね。
標高はおそらく800mくらいでしょうか

見事しかいいようのない雲海です。


思わぬ登山でいい思いができました。
これも元気なゆーちゃんのおかげです(^_^;

山を降りると猪苗代湖、正面に磐梯山を眺めながら桧原湖を目指す。
しかし、遠くの山々を見渡すと猪苗代湖周辺だけが晴れている感じ
湖面に映る青空がとても気持ちがいい!

そして磐梯山を回り込むように桧原湖へ
その奥にある、かつての有料道路「スカイバレー」を走る
現在は無料

この道路の見所は最高所「白布峠 1400m」からの展望らしいが・・・。
山頂は霧でなにも見えん・・・。
おまけに凄い寒い!

これは無料じゃなかったら、損ですね。

峠を越えると、そこはもう山形県
御昼御飯も近いので米沢牛といきたいところだけど、
高すぎて手も足もでない(^_^;

一般庶民は、ほっかほっか亭の「ノリタル弁当」を食べました。
う〜ん、このギャップの差はなにぃ〜(ーー;)
米沢牛食べた〜い!


晴れわたってますが、

磐梯山の向こうには雲が沢山
スカイバレーから望む「桧原湖」
山頂付近はやや紅葉が始まってます 白布峠に到着

何も見えませんでした。
仲間のバモスも頑張ってますね(^^) この先はもう山形県だ!
この辺もまあまあの色付き 山肌全体色づき綺麗でした
昼から小雨が降ってきたので

車内で米沢ほか弁(^_^;
御飯を食べ終え、元気満タン(ーー;)


昼を食べ終り少々米沢の町を散策。
というか、なっちゃんの洋服が汚れてしまったので、
「しまむら」で洋服を購入、ガソリンを入れたりと
くつろぎ、米沢を後にしました。

しかし米沢から姥湯方面を見るともの凄い怪しい雲に覆われ
今にも雨が降ってきそう。

案の定、雨は本降りになってしまいました。
バイパスを走り、もうすぐ福島県との県境の手前を曲がると姥湯に、
jここから険しい山道の始まりです。

姥湯に向う途中にある廃線の駅「峠駅」がある。
ここには名物の「力餅」が売っているのだが
腹がいっぱいのため見送り・・・。
翌日再度立ち寄る事にした。

かつて、姥湯温泉に行くには林道を走り、スイッチバックという難所を越えないと
たどり着けず、まさに秘湯といった雰囲気だった。

スイッチバックというのは、Z字の急カーブ。
(車の向きを変えてカーブを曲がる事が出来ないので
最初は前進、そして後退して山を上りさらに前進して山を上る難所)

それが今では舗装され、工事されたスイッチバックは切返しが必要な
位にまでなり、随分とお手軽にいけるようになりました。

実はまだスイッチバックが健在の頃(8〜9年前)に行った事があるだけに
ちょっと名残惜しい気がします。

山道を走らせ生まれ変わった現在のスイッチバックに到着!
真新しい舗装のS字カーブになってる。

普通車では切り返しが必要だが
バモスは難なく、切返し無しでスムーズに通過
さらに山の奥へと走り姥湯温泉到着しました!


うわ〜凄い雲

今にも雨が降ってきそうです。
峠駅です

今では廃線、詳しくは翌日・・・。
昔は賑わっていたのでしょうか かつての駅舎です
はいっ!現在のスイッチバックです

この様に切りしが必要なくらい急カーブです。
まずは1コーナー
別角度で1コーナー
こちらは2コーナー

こんなに急でもバモスはノーロブレム( ̄∧ ̄)

切返し不要です


スイッチバックの迫力ある動画は→こちら(下りの動画です)


撮影角度に注目!運転しながらの撮影です。




姥湯に着くものの天気は雨
傘をさしながら温泉まで歩く

途中宿で入湯料大人500円を払い露天風呂へ向う。
一応女性専用の露天もあるが、これはあくまでもおまけ

やはり混浴に入らねば姥湯は語れない。
以前来た時、こっちゃん水着を持ってきておらず女性専用へ

物足りず今回は水着着用で混浴へ
しかしタオルのみで入ってるご婦人や若い女性もいた ムフッ(*_*)

いや〜しかし気持ちがいいですね〜!
この大自然に囲まれて浸かる湯

最高です。しかしカップルで来てた若いおなごは何処へ行ったのだ「・_・ )(「・_・)"キョロキョロ

もう一つ上に露天があるので、そこでいちゃついてるんだな?
それりゃ〜邪魔するしかありませんよね・・・(^^)ゞ


風呂から上がり脱衣所で着替えてると、別の中年女性が来ました
なんと!小タオルのみで露天に入ろうとしてるじゃないですか!

すげ〜根性!前は隠れてますが、おしり丸出し(^_^;

w( ̄△ ̄;)wおおっ! いいケツ(^_^; 
あ〜おっさんクサイ・・・。

姥湯で一番怪しい動きをしてました(^_^;


今まで寝たから不機嫌そう 雨が降ってるのでカッパと帽子をかぶって
この旅館まで行くと しっかりと門番がいてお金を払わないといけません

当然ですが・・・(^_^;
女性専用はこの様に板で囲まれてます そして奥へ行くとこの様に混浴露天風呂があります
こっちゃんは水着を着用
どうです! この乳白色!

雨が降ってても湯に浸かれば温かい!
大自然に囲まれ、いい湯です ゆーちゃんは露天風呂ちょっと嫌がってました


風呂から上がり駐車場へ戻る途中も雨は止まず
再び傘をさしながら車へ向う。

せっかく温まった体が冷えてしまう。
車に戻るともう16時、今晩の寝床を探さねばならぬ。

本当はこの駐車場で泊まって、朝こっそりと風呂に入ろうとたくらんでいたんだけど
駐車場でのキャンプは禁止、おまけに温泉は朝の9時から営業、
それに宿の警備は厳重そうだし、あきらめてここに来る途中
登山道の脇に適当な駐車場があったので、そこまで戻りP泊をしました。

車を止め、雨の中P泊モードにチェンジ!
荷物の置くスペースはテールゲートを開け、ブルーシートを吊りかける。
もちろんこの狭いスペースにテーブルを広げ調理をしなくてはならないので
ヤル気がおきず、とりあえず休憩をすることにしました。

ふと気づくと、10分ばかり皆で居眠りをしてしまいました(^_^;
そして重い腰を上げて調理を始めようと、外に出ると
なんと今まで降っていた雨が止み、青空までもが広がってきました。

なんてラッキーなんだろう。
急いでテーブルなど荷物を外に移し調理開始!

今回は普通の味噌仕立てのお鍋にしました。


今までの雨がウソのように晴れてきました

本当に俺って晴れ男だ!
ツールームテントも撤去

活動開始!
はいっ!まずは豚肉から火を通します 野菜はもちろん家でカット済み
鍋が出来上がるまでなっちゃんはちょろちょろと お鍋の出来上がり!

寒い山の中で食べるとおいしいですね。
ゆーちゃんもいっぱい食べてました。 山の奥地なので周りは闇です(^_^;
闇にバモスのシルエットが浮かびます ほかしー装備の中で歯を磨いて寝る準備です


今回のP泊ポイント、本当に山の奥地で、夜になると車も通らないし
周りに灯りが一つも無くとても静か、

でもランタンの灯りに小さい虫や、異常に大きな蛾が沢山飛んできて
御飯を食べるのも蛾との格闘でした(ーー;)

そして車に入り電気を消すと真っ暗闇
時間が経っても目が慣れることはなく、
もの凄いところに泊まってしまいました。

でもこの静けさ、大好き(^_^;
キャンプ場ではこうはいきませんからね。

標高も高いせいで夜冷え込むので羽毛を出し寝ることにしました。
あ〜今日も疲れた。
お休みなさ〜い



          
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