亀山湖キャンプツーリング


11/2(火)〜3(水)



今年も残すところあとわずか、寒くならないうちに、たかえい君がキャンプツーに行きたい!
とお誘いがありました。
最初は10/30(土)・31(日)の予定でしたが、突然天気が雨になったので11/2(火)の平日
に出発になりました。しかしたかえい君は仕事平気なのかな〜?

この時期遠方まで足を運んでも寒いので、近場の亀山湖に決定!
ここなら河原で野宿出来る場所もあり、無料で楽しめる。

後はキャンプメニューを決めるだけだ。今まで七輪を使い焼もの系で楽しんでいたが、
寒い季節なので汁物に挑戦。
晩御飯に豚汁と燻製。それにお土産でもらった「朴葉(ほうば)味噌」。
大きな葉っぱに飛騨高山の特製味噌に肉・しいたけをからめて焼いてたべる。
まあ、酒のつまみにはもってこいの食材だろう。

朝飯はタコメシになめこ汁。考えただけでもよだれが出てきそうだ。


朝の8時に千葉の天台スポーツセンターに集合。
会社の出勤時間より早い!う〜む、これが本職だったり・・・。

たかえい君登場〜!!
あれっ、以前は250ccスクーターだったけど、今回は850cc大型バイクに替わってる!
いつの間に、すっかりバイクにハマってしまったのね。

とりあえず渋滞を抜けて、市原の道の駅まで走り、
朝のミーティングをすることになりました。
しかし通勤時間帯だけに国道16号は渋滞。
乗りなれてないたかえい君は渋滞の中、すり抜けが大変そうである。


朝方濃い霧に包まれ集合場所でのワンショット

さて、バイクの紹介です。


ヤマハ TDM850キャンプツーBOX仕様(^_^;
並列2気筒 850cc 

なかなか近未来的な乗り物だ。
前から見るとロボットみたい。

しかし後ろのBOXがデカイ!


こちらは紹介するほどではありませんね・・・(ーー;)


今回Rサスをキタコの強化サスに交換。
キャンプ道具を載せるとどうしてもRサスへの負担が
大きくギャップを越える度にふにゃふにゃするので
サス変更。

しっかりとギャップの衝撃を吸収してくれます。
\5000のお手軽チューンです。
コーヒータイム。平日の朝気持ちがいいですね。 お約束の集合写真。
キタコのサス。サス調整は無段階に調整出来ます。
今回は真ん中辺りで様子見
タンデムシート部にフックを取り付けシートの開閉が出来るように荷物を固定しました。

さて、そろそろ出発と行きますか!

えっ、バイクが違うって?


バイクを交換して道の駅を出る。すると直線の道が続きアクセルをガバッ!っと全開〜!
メーターをふと見るとぬふわkm出てました・・・(^^)ゞ
ビックツインもなかなかパワフルですな。

そのままTDMで濃霧の中、シールドの水滴を拭いながら1時間走り
鴨川の手前にある「金山ダム」に到着。

トンネルを抜けつり橋を渡ろうとしたその時!
橋の部分が木製なので段差を乗り越えたらリヤタイヤがスリップ。
あわや転倒するところでした・・・。
横を見るとアクシスに乗ってるたかえい君もスリップしてました。
トンネルを通った時路面が濡れてたから滑ったのでしょう。

奥へ行くと林道が続いておりこの先でもキャンプが出来そうな場所があるのだけど
さすがにTDM850では進入する気にはならない。
仕方なく橋の上で記念撮影をして鴨川へ向かう。


金山ダム。この木の路面がくせもの
ちょぴり格好いいかな・・・?
愛車に満足そうなたかえい君(^_^) 愛車に不満そうなばもちゃん・・・(ーー;)
今回鴨川に行く目的はズバリタコメシ用の生たこを入手するべく立ち寄るのだ!
その辺のスーパーで買えばいいじゃないかという話もありますが、生たこの
方がいい色が出るみたいです。

漁港に近い魚屋でたこを物色。
あれっ、無いぞ!たこが無い(;_:)
話を聞くとこの時期たこはあまり捕れないらしい。
ちょっと残念だったけど、まあタコメシが出来ないわけじゃない。
近くのスーパーでタコを買い、昼飯を食べてから亀山湖に向かいました。

峠道や小川を見ながらたかえい君は満足そうに走り、亀山湖到着。
まだ2時なので風呂に入るのも早く、酒を買おうと10年前に利用した酒屋に立ち寄る。
げ〜、店がなくなってる!
仕方なくここから10分ほどさらに走り酒を買いに行きました。
そして本日のキャンプポイント到着。

川までは、なだらかな砂利道が続きその先はがれ場。そこがキャンプポイントだ。
しかしこの間の台風で入り口は荒れ果て途中湧き水が流れてたところが川になってる。

もちろんTDMでの進入は不可能。
しかし、我がアクシスは川渡りに挑戦!オフ車なら全然問題のない道だが
いかんせんアクシスである。
川に入るとズブズブ沈んでいく・・・。アクセル開けても潜るだけ。
なんとか押して川を渡りきり、がれ場突き進みようやく到着。
大汗をかいてしまった・・・。
スクーターをオフ車のように扱っていると、横でたかえい君ちょっと引いているというか、飽きれてるというか、バイクは上に置いておけばいいんじゃないの?って感じです(ーー;)

そんなに冷たい目で見ないでよ・・・。



途中の川

なかなか静かでいいところでした


これがキャンプポインの入り口の川

写真からは大変さがよく分からないと思いますが
タイヤ半分は埋まる水深です、おまけに砂地だし



前からはこんな感じ、すでに前タイヤ水没してます
この状態で戻るか進むかかなり悩みました。

もっと早い段階で悩みなさい!


なんとか到着。こんなことで満足

もはやアスファルトでは満足出来ないのかも・・・。
病気ですね(ーー;)
バイクとテント。この写真が撮りたいためにわざわざ
バイクで乗り入れました。
このあとすぐに、大汗をまたかいてバイクを上に戻しました。
テントを張り終え、薪と水を調達しに隣にあるキャンプ場に行く、すると門が閉まってる・・・。
う〜む、しょうがない、TDMの取り回しでグッタリしてるたかえい君をアクシスに乗せ
もう一つのキャンプ場に行く。買出しに行ったり来たりとキャンプポイントでくつろぐまで
1時間ほどかかり、それでもまだ15時である。

キャンプポイントに戻り、ビールで乾杯しようとしたら、
崖から小石がパラパラと落ちてきました。
ぎょぎょ!最近地震が頻繁に起こってるから危ないな〜、何もなければいいが・・・。
と言いながら次はヒルが襲ってきた。こんな千葉にヒルがいるなんて。
噛まれなければいいな〜と思いながらも、ビールで乾杯をしながら燻製を作り、
夕飯の支度を少しずつ始めました。

使い古しの炊飯ジャーを鍋代わりに豚汁を作る。
この鍋がまた優れものでテフロン加工されててごげつかない!
これも、もう10年は使ってる。
具材は家で切ってきたので、水が沸騰したら食材をぶち込み、味噌で味付け。
実に簡単で美味い!目の前に美味しい料理が出来上がると、もう我慢できない!
すかさずご飯を炊き込み、もう一杯やりながら豚汁を食した。

夕方になり、冷えてきた体が、豚汁のおかげで温まる。
たかえい君は「最高、最高」と連発してました。
たかえい君宴会の準備です。BOXからは,あれこれ
道具が出てきます。
市販の燻製君。自作よりしっかりしてますね・・・。
今回のためにコールマンのガソリンストーブまで
買い揃えてました。気合が入り方が違うね。
たかえい君持参の梅干、ばもちゃんの大好物。
さて、特製の豚汁作りに取り掛かるとしましょう! 目の前に豚汁があると我慢できませんね
こりゃ!つまみ食いは許さんぞ! 仕方なくご飯を炊くことに。

今回は年季の入ったハンゴウで炊くことに。
これは親父の代からある20年物です。
う〜ん、色づきがいま一つの燻製・・・。
スモークウッド、煙の勢いが足りなかったかな?
じゃ〜ん!豚汁の出来上がり〜!
うひょ〜、美味そう!
ご飯も炊けて、いただきま〜す! 「うめぇ〜!!」
日が暮れて寒くなってきたので焚き火をして温まることに。
そして飛騨高山のお土産「朴葉ほうば)味噌」を酒のつまみにもう一杯。
朴葉」という大きな葉っぱの上に飛騨特製の味噌と肉・しいたけ・ネギをからめて
焚き火の上で調理をする。
これがまた最高のつまみで、美味いのなんのって。
テンションが最高潮になり、そのまま勢いで温泉へGO!

ここでは歩いてということにしておくが、表の道へでるところで蛍光の防犯チョッキを着てる人達が5〜6人いる。
ヤバイッ!いやいや歩いているから問題ないはず・・・(^_^;
しかしこんな田舎で飲酒検問なぞやってるわけがない。
ヒヤヒヤしながら横を通ると地元の防犯パトロールでした。

そこから10分ほど走ると温泉宿に到着。
千葉県ではめずらしい硫黄の温泉で、かけ流しの湯である。
ここは親父の勧めでチェックをしておいたところである。
うちの親父はかけ流し温泉フリークで全国の温泉を巡り歩いている。

さすがに親父お勧めの温泉だけあってとてもい温泉である。
硫黄のにおいもなかなか強くとても温まる温泉だった。

湯に浸かり酔いが覚めたのかもう一杯飲みたくなり、宿の人にお酒の売ってる場所を
たずね、この先にある酒屋に急いだ。
しかし宿の人が言ってるところには酒が無い!
田舎の人は適当である。感覚がちょっと違うからね・・・。

どうしても飲みたいので、しけた居酒屋に入りビールを無理やり売ってもらった。
そしてキャンプポイントに戻り再び焚き火に火をつけるが新聞紙が湿気てて火が点かない。
ならば放火魔の様に、薪にガソリンをぶちまけた(^_^;

そして点火!


ボッ!! うわ〜!! 逃げろ〜!!!


あまりのファイヤーに2人とも腰が抜けた・・・(^_^;
火遊びは本当に危険である。でも楽しい・・・。

いや〜楽しい宴会だった。たかえい君もそろそろ疲れてきたみたいで22時ごろテントの中に
消えていきました。

これが「朴葉味噌」乾燥した葉と味噌が入ってます。 いや〜体が温まりますね。

ガソリンストーブとは訳が違う
またまた、満足なたかえい君 葉っぱを水で濡らして燻製の網の上に置く
そして、味噌・肉・しいたけ・ねぎを炒める 出来たらかいわれを乗せて食すだけ!

最高のつまみです。
11/3 朝5;30起床。いつもなぜかこの時間に目が覚める。
老化現象ではない、野生化してるだけだろう・・・。

隣でいつまでも寝てるたかえい君をたたき起こし
モーニングコーヒーへ誘う。しかしかなり眠そうだ、まだ野生化しておらんな。
修行がまだまだ足らん!

コーヒーを飲みながら朝食の準備に取り掛かる。
メニューはタコメシ・ウインナー・お手製のなめこ汁。
朝から豪勢なごはんである。

まずは、なめこ汁から開始。湯を沸かしてなめこと豆腐を入れ、味噌を混ぜたら出来上がり。
徐々に腹が減ってきた。お次はたこめしちゃん(^_^)
ご飯にお酒を少々、塩少々、たこ盛りだくさんぶち込む!
そして炊き込み!



清清しい朝の空気にボ〜っとしてます 朝から元気なばもちゃん
朝食の準備に取り掛かります
炊き込み前のたこめしちゃん

このあとどうなるかな?
なめこ汁完成!
お手製の味噌汁は美味そうだ
そしてタコメシにちなんで、たこウインナー!
足があまり開きませんでした・・・(^_^;

ふたがグツグツと動くので圧力をかけるため
石を置いてみました。
圧力がかかるか分かりませんが、なんとなく美味しそう!

ハンゴウからは美味しそうな匂いが立ち込めてきました。
そこは我慢して炊き上がるのを待つ。
そして蒸らす、この間に味噌汁を温め直し、ウインナーを焼く。

後はたこめしちゃんだけ!
さあ、緊張の一瞬

だあ〜〜〜!!!



ぐわ〜!実に美味そうである!

大成功!家でやった時より上手く出来た。

生たこじゃないけどしっかりと色が染み出て美
味しそうなタコメシが出来上がりました!
かいわれを載せて盛り付け完成〜!

いっただきま〜す
朝食の全メニューです。どれも美味しそう。 2人とも大満足です。
大成功のタコメシを食べまくる2人、腹が一杯でこの後動けなかったです・・・。
ほんのり桜色したごはんはとても美味しく、あっさりとした、たこ風味もなんともいえません。
なめこ汁で体も温まり、最高の朝食です。
ありがとう、たこちゃん!

ハンゴウで3合炊き、半分たかえい君は食べきってました。
よほど美味かったのだろう。
ばもちゃんは残ったタコメシで、「たこめしおにぎり」を作り10時のおやつに取っておきました。

残ったウインナーとたこめしおにぎり。
これもまた美味そうだ!
新品のピークワンいいな〜。
タコメシ食べたからってそんなに格好つけるなよ!
亀山湖を後にし、ここから15分ほど走り『筒森のもみじ谷』に立ち寄る事に。
いままで知らなかったのだが、最近見た雑誌に載ってたのでチェックをしに行く。

色付きはまだまだだけど、山肌全体がもみじの葉で覆われてるような感じで
なかなかキレイだ。千葉にもこんなところがあったなんてちょっと驚きです。

紅葉が見ごろの時にまた来てみたいと思いました。

ポツンとあり、とても観光地とは思えません。 後ろ全体がもみじの葉です。

そして10:30ごろ高滝湖に到着。
ここでたこめしおにぎりタイムとしたが、腹いっぱいのたかえい君は食べれないと
寂しい事言われ、一人で食べました。

しかし腹がいっぱいである。あれだけ食べれば腹も空かないはずだ。


そしてあと1時間も走れば家の近くだ。最後にTDMに乗っておかないとね・・・。
しかしアクシスに乗ってるばもちゃんも疲れるが、TDMに乗ってるたかえい君も
不慣れと車重によって疲れてるみたいだ。
バイクを交換するとお互いに気分転換になるので、もっといっぱい交換してあげればよかったな。
などと勝手の事を考えながら家へ向かいました。



追記:たかえい君の一言
キャンプポイントに着いた時、歩くのも困難な水溜まりと言うか小さな川を、ばもちゃんが「テントの近くにアクシス号を置くのだ」と言い町乗りスクーターが一気にオフ車に変身!白煙を上げながら一気にぬかるんだ川へ突入…(ホント、スゲェ人だ)

おしまい。
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