ばもちゃんの本格的デビューは2002年のG・Wでした。2001年の10月に試験的に旅行に行ったけどその話は後々。今回は草津から長野へ抜け、新潟、福島と回り結構走りました。5月とはいえ山間はまだ寒く、布団と掛け布団をいっぱい持っていったので荷室は後ろが見えないほどの荷物。1回目ということで要領が悪くかなり疲れ果てた旅でした。デジカメがまだ無かったので、一眼レフでの撮影、HPを作ることを前提としての撮影をしてないので、伝わる部分が少ないと思うけど是非見てください。

さて、出発!!



この日の出発もやはり夜、ちょっと遅めで21時の出発だったと思う!?もう半年も経つとよく覚えていない(^_^;ひたすら下道で「道の駅・藤岡」を目指し、2時ごろに到着。夜中でもそれなりの交通量があり、国道沿いの道の駅はトラックの休憩ポイントとなりアイドリングをして寝ているトラックも多く、空気が汚くて、うるさい。とりあえず仮眠なので我慢して寝ることにした。


朝の5時に目を覚まして外に出てみると、やっぱり空気が悪い。とてもここでは朝ごはんを食べる気がせず、子供とかみさんを寝かせたまま移動、山を登り始めた頃かみさんが車酔いで起きてきたので、適当な場所を探し朝食タイムとなる。


二人ともグロッキー状態。やはり寝ながらの状態での走行はきびしいかも。

草津を選んだのは訳があるのだ!志賀草津道路の最高所にある横手山、ここには日本一高いところにあるパン屋さん「横手山ヒュッテ」がある。ここでのおすすめメニューは「きのこ雲スープセット 1700円」スープの上にパンがのってる。楽しみにして11時に入り口に着くと、パンを買う人で40分くらいの列がすでに出来ている。店内で食事をすればさらに待つらしく、ここでは純粋なる焼き立てのパンを持ち帰り、見晴らしのいい場所で食べることにしたのだ。これが最高にうまい!その場で食べたらもっとおいしいかもね。



志賀草津道路の残雪は思ったほど多くなかった。右の写真は5年前の5月下旬。ほぼ同じところで撮ったものだが、残雪の少なさがわかるだろう。



横手山ヒュッテに行くにはスカイレーターとロープウェイを乗り継がないと行けないのだ。山頂は春スキーを楽しむ人が多く、その横を通りヒュッテへ急ぐ。
天気もよかったので、標高のわりには寒くなかった。
山頂からの景色。のところでパンを食べました。 おいしそうな顔をしていないけど本当にうまいのだ!
山を降りた所に気分のよさそうな河川敷を発見したので今晩はここで寝ることにした。なぜか河川敷全体がゲートボール場になっており、端からあるいて移動してるおじいちゃん、おばあちゃん達を横目に寝床を作る。晩飯の支度をし始めるとゆーちゃんが昼寝から起きてグズグズタイム、おまけにばもちゃん旅行の要領を得てないために手間のかかる料理を作って大忙し。子供のいるキャンプは予想以上に大変、こんなことなら楽チンな料理にすれば良かったなぁと思いながらも俺が調理担当になってしまう・・・。
この後ゆーちゃんが起きて大忙しになる・・・。



昨晩は寝不足で20時就寝。寒いかなと思ったけど逆に暑いくらいだった。敷毛布2枚+掛け布団+羽毛+ホカシー=快眠という方程式なのでR。
朝食は昨日買った横手山ヒュッテのパンとコーヒー。ゆったりとした朝食を済ませ一路新潟へ!この日のメインは日本3大名水!?「龍ヶ窪の水」駐車場から10分くらい歩かないと水くみ場まで行けないのでカートに20Lポリタンをくくり付けテクテクと歩くことに。


親切にポリタンにくめるようにホースが付いていた。 ここの水はちょっと硬めの硬質。どちらかというと軟質の方が飲みやすい。



水をくんで満タンのポリタンカートを引いて歩いて帰るが、砂利道でガタゴトポリタンが揺れ、何度もカートから落ちたがなんとか車まで運んできた。これで美味しいゴハンが炊けるかな!?よく調べたら名水100選でした(^_^;

次は奥只見湖を目指しばもちゃんを走らせてるとポツポツと怪しげな音が聞こえてくる、雨だ〜!!しかも結構降っている。これでは美味しいお水で炊くご飯が食べられない〜!急遽ホームセンターでドカシーをくくり付ける部材を物色、湖の近くで温泉に公園がくっついてるところがあったので、ドカシータープを張ってみるが、雨脚が強くて自炊を断念。とりあえず湯に浸かり、仕方なくコンビニへ弁当を買いに行くこととなった。次なる問題は寝る所、寝床を作る時に荷物を一旦全部外に出さなければならないので大きな屋根が必要。幸いここの温泉施設の屋根は大きく雨宿りには最適、裏の方でばもちゃんを停めてコンビニ弁当で晩御飯を食べ、就寝タイムとなった。


公園のような場所と違い、職員さんの目線がとても気になる。さすがに火を使うのは極力控えました(^_^;


朝起きるとまだ雨が降っている、天気予報では午前中は雨らしい。天気も悪いので足早に出発。ここから尾瀬の北側を通り福島へ抜ける予定だったが、残雪のため通行止めm(__)m仕方なく奥只見ダムの見学をしてから迂回して福島を目指すことになった。奥只見ダムに行くにはなんとトンネルの道をひたすら約20kmも走らなければならない。以前ネットで調べたらこの道を走る時は雰囲気の暗い音楽を流すとよいとあったんで、ひふみかおりの「明けない空」を流しいざトンネルへ!走っても走っても真っ暗な道、地下から湧き出た水で地面が濡れている、さらにこの暗い音楽で車内は異様な雰囲気、なんとなくドラえもんのタイムマシーンに乗ってる気分。トンネルを抜けるとそこは雪だった!?


室内用テーブルでヨーグルトを食べてるゆーちゃん。こんな物まで持っていくから荷物が多いんでございます。 奥只見湖はとても寒く、食堂で食べたトン汁がとっても美味しかった。
ダムへ着き残雪が残る、小雨混じりの寒空のなか、とても遊覧船に乗ってダム観光を楽しもうという気にはならない。お土産屋さんでトン汁を食べてた方がさぞ楽しい(^_^;

奥只見湖を後にして、いよいよ福島へ入った。福島といっても賑やかなところじゃないから延々と田舎道を走り、高杖スキー場の近くにあったニセ道の駅で寝ることとなった。

朝起きるとやけに寒い。今までの2日間はさほど寒さを感じなかったがこの日はちょっと違う。温度計を見てみるとなんと
0.9℃目を疑ってしまった(^_^;震えながらの朝食を済ませ、那須を通り全路下道でデビューの旅を終えた。

この旅は朝から晩まで全て自炊をしようとしてたから結構大変でした。その分お金は浮いたけど、ご飯を作る時間がもったいなかった。後は荷物の多さがネック。寝床を作る時は超大変。雨の時は荷物が濡れちゃうけど、運良く屋根があったから良かった。これからは荷物を減らさないとね。けど今までの旅行は高速に乗り、宿泊先は旅館かキャンプ場。この旅と比べるとお金の掛かり方が全然違う。とっても楽しいし連泊してもさほど金額が変らないのはありがたい(^_^)なによりもその日の気分で寝るところを決められるので、自由気ままな旅が楽しめるのが一番の利点かな。これからもじゃんじゃん旅行に行こ〜っと。

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